【男子バスケ部】インターハイ東部支部予選 結果

 

 

5月30日に行われましたインターハイ東部支部予選の結果を報告します。

対戦相手の鷲宮高校はすごくアグレッシブなチームで、

激しいディフェンスで桜の選手たちは多くのターンオーバーを

誘発されてしまい、チームで打開しようとするも

個人技能の差に苦戦してしまいました。

第3Q中盤、1年生トアが相手選手と接触し出血してしまう場面もありましたが、

それでもチームの士気が下がることはなく、(むしろ上がっていた!?)

第4Qには相手の流れを断ち切り、桜のペースで試合を展開できました。

 

その中でも、チームで唯一の3年生のレンが

ボール運びやフロントコートで積極的なプレーを見せ、

3年間の成長を見せてくれました。

試合前日から「緊張してるに決まってるじゃないですか!」

開き直っていたレンですが、随所にみられる落ち着いたプレーと

何度も諦めずに相手ゴールに向かっていき、相手のファールを誘う姿には感動しました。

彼の3年間の努力と、課題克服のための反復練習が実を結んだ瞬間でした。

 

 この3年間、すごく苦労したと思います。

先輩たちの代から試合には出ていたものの、やはり人数の少ないチームのため

練習が思い通りにいかないこともたくさんありました。

同級生もいつしか辞めてしまい、ついには1人だけに。

バイトと勉強とバスケの両立。

後輩と4人だけでの練習。クソ暑い夏に体育館には4人だけ。

投げ出してしまうことも諦めてしまうことも何度もあった。

そのたび怒られ、真面目な性格だから「分かっちゃいるけど・・・」と

思いながらも歯を食いしばりながら振り切ってやってみる。

そのたびに成長していくレンを誇りに思います。

 

春、久喜北陽さんにお邪魔したあと、レンは劇的に変わりました。

そのときにもらしたのは「コレをもっと早く経験できてたら・・・」

チームとしてきちんと準備できてから、

圧倒されるだけの時間にならないように、

と思って4月のタイミングで設定したのですが、

そう思わせてしまったのは、後悔が残ります。

 

それでもレンがこんなに頼もしく成長できたのは、

やはりバスケットを通して関わってくれた方々のおかげです。

すべての人に感謝して。

まだまだレンの物語は続きます。

1つレンと約束しました。達成できるかな?

すべては卒業式の日に分かります。

そのときに笑って送り出せるように、まだまだ頑張らなきゃね。

 

保護者の方々、審判の方々、大会運営に関わる方々、

桜援ありがとうございました。